趣味の川柳    

2013年4月
自由吟   
  子や孫とパロデイー紡ぐ電話口

  
挨拶の後の土産に沸く笑

  
体重が減って物腰軽くなる

  
古釘もまっすぐ 亡父の道具箱

  
過去ひとつ捨てて今夜も屋台酒

  
景品に笑い袋を所望する
 
課題吟

   
(奇数)割り切れぬ一つに味のある言葉」

   
(嗚呼)嫌はイヤこうも頑固か 嗚呼親子」

   
(砂)黙々と叱られた子の砂遊び」

   
(破る)残り世は仮面を破りありのまま」

   
(遊び)遊び場の許容決めてる妻の紐」

   
(黙)黙祷も長いと不安 目を開ける」

   
(散歩)バーゲンへ今日のコースも妻が決め」