自由吟
目を閉じて社会の疼き聞かぬ振り
耳かさず勝手気ままなはらの虫
話題尽き直ぐ一杯へ盛り上がる
臆病と影が私に吠えかかる
平凡を極上と読む歳となる
明日という白いページが僕を待つ
課題吟
「(少年)少年となって母とは距離を置く」
「(促す)分け合えば余るはずだと母の声」
「(月)元気出る日まで待つよとお月様」
「(挟む)妻と子の愛に挟まれ看護され」
「(甘え)声だけで足りずおまけと尻尾振る」
「(予定)来年も生きる予定と背広買う」