趣味の川柳
自由吟
  
鎮魂へ区切り迎える盂蘭盆会
  炊き出しへ笑顔がそろう遅い春
  今年また悲喜こもごもの花を摘む
  悲しみを隠して馬のまつげ濡れ (相馬野馬追い)
  斜めから働きかける思いやり
    腰のばし若い振りする爺が好き


課題吟 
  「(香り)目を宙に移り香偲ぶ形見分け」
  「(足す)野次馬の気持ちも足して三次会」
  「(猫)唇が愛の形で子猫呼ぶ」
  「(猫)退屈な私を猫が避けて行く」
  「(空っぽ)空っぽの心を癒す愛の詩」
  「(ブロック)駄目はダメ 立ちはだかった親父殿」
  「(握る)スタートへ立つぞと握る受験票」