自由吟
国忘れ戯れる政治に憤る
目に涙あって人間生きられる
丁寧語 嘘はつけない眉の位置
都市砂漠育てたひとり此処にいる
へこたれずやがて芽を吹け災害地
阪神もあの日あの時支えられ
課題吟
「(投げる)言い足りぬ思い投げ出し草を抜く」
「(暮らし)妻という主権者決めた発泡酒」
「(馬)夢だけで終わった僕も競走馬」
「(ひたすら)手持ち金ひたすら数えても増えず」
「(船出)大波小波 祝うて寄せる子の門出」
「(不覚)健康を自慢しすぎてつまはじき」