自由吟
弱いもの気遣う心 みすずの詩
生真面目に生きて豊かな趣味の海
強い意志やわい話の核にある
思い込み吐いて鎮まるペンの先
呑舟の気概は捨てぬ雑魚である
課題吟
「(ペン)日常のドラマと歩く妻のペン」
「(雨)酌むよりも雨を気にする古い友」
「(早い)支払いを済ますと次の請求書」
「
(暗い)婆さんが明るく語る夫の死」
「(肋)反論の勇気支えている肋」
「(平ら)怒らずに平らになれと酒を注ぐ」
「(ゼロ)胸中の損得足せばゼロに帰す」