趣味の川柳
自由吟
 
 卯の年の朗報来いと耳を立て
    耳と目を四方に配るうさぎ年
    幸せは程良い余白持ち合わせ
    下手も良し これも私のありのまま
    四面楚歌 我関せずの蝸牛
    腹蔵を吐いてしみじみ独り言

 

課題吟 
  「(日本酒)一合でゆっくり酔うていく至福」
   「(そろばん)平和への感謝 算盤はじけない」
   「(知る)マスコミで知った話は一歩置く」
   「(飛ぶ)子に向けた妻の怒りが僕に飛ぶ」
   「(石)年金で暮らす路傍の石である」
   「(何故)末席の静かな意見 何故か受け」
   「(旅)知らぬ地で出会う旅情と味ひとつ」
   「(よたよた)さよならの後から酔いは足に来る」