赤い靴のタンゴ(S25)
 詩:西条八十 曲:古賀政男
       唄:奈良光枝
 
1. 誰が履かせた 赤い靴よ
  涙知らない 娘なのに
  履いた夜から 切なく
   芽生えた 恋の心
  窓の月さえ 嘆きを誘う
 
2. なぜに燃え立つ 赤い靴よ
  君を想って 踊るタンゴ
  旅は果てなく 山越え
   野越えて  踊る肩に
  春はミモザの 花も匂う
 
3. さだめ哀しい 赤い靴よ
  道はふた筋 君はひとり
  飾り紐さえ 涙でちぎれて
  さらば さらば
  遠い汽笛に 散りゆく花よ
 
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