雨のオランダ坂(S22)
 詞:菊田一夫 曲:古関裕而
       唄:渡辺はま子
 
1. 小ぬか雨降る 港の町の
  青いガス燈の オランダ坂で
  泣いて別れた マドロスさんは
  縞のジャケツに オイルのコート
  煙にむせてか 泣いている
  泣いている
 
2. 雨の降る日の 日暮れの頃に
  思い出します オランダ坂を
  遠いあの日を 忘れもせずに
  濡れて歩けば 出船の汽笛
  港恋しと 泣いている
  泣いている
 
3. 異人屋敷の 窓の明かりで
  濡れてさまよう マドロスさんを
  恋し人かと 覗いてみれば
  遠いお国の 見知らぬお人
  オランダ坂の 雨の日よ
  雨の日よ
 
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